大人も子供も一緒に楽しめる、紙ヒコーキワールドへのいざない。

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 私達、戦後団塊世代の小学生の頃はロクな玩具もなく、チャンバラごっこや缶けり遊びに明け暮れる少年時代でした。そんな時にノートの紙で簡単に折れる「イカヒコーキ」や「へそヒコーキ」「ツバメヒコーキ」等を飛ばして、夢中になっていたものです。

 中学生になると、自分で考案したオリジナルの良く飛ぶ紙ヒコーキを学校に持って行き、教室で友達と交互に飛ばし合って、クラスの面々の前で得意満面となっていたものでしたが、今では懐かしい思い出です。

 当時は、第一次FX商戦の真っただ中で、新聞紙上は、日本の次期主力戦闘機がグラマンF11かロッキードF104かと連日賑わっていて、子供心にヤキモキしたものでしたが、後日、ロッキードF104に決着して大いに喜んだものでした。

 ミサイルのようなペンシル型の胴体と、左右の短いカミソリの刃のような短い主翼、そしてせり上がった大きな尾翼のフォルムは、人間が乗る最後の戦闘機にふさわしい形状として脳裏に残っています。

 当時、私の開発したヒコーキには、ずんぐりむっくりとした形状から、勝手にミグ戦闘機と命名して悦に入っていましたが、今回、機体をアレンジして機種名を現代風にF1ファントムと変更し、お披露目する事に致します。

写真はF-Ⅰ PHANTOM PT.X 

F-Ⅰ ファントムX プロトタイプです。